基油の違い・材質適合・使用条件

PFPE・フッ素系グリース

PFPE系とフルオロシリコーン系を区別し、接触媒体、温度、荷重・動き、材料適合と切替条件から潤滑材を検討します。

小型プリンター定着部の高温用途イメージ

材料の特長

  • 高温
  • 耐薬品
  • 低蒸発

選定に必要な条件

  1. 01雰囲気と薬品
  2. 02蒸発・移行制限
  3. 03相手材と洗浄
選定ガイドを見る

PFPE / FLUOROSILICONE

PFPEとフルオロシリコーンは、同じ材料ですか?

異なる基油系です。PFPE系はパーフルオロポリエーテルを基油とし、フルオロシリコーン系はフッ素側鎖を持つシリコーン系基油を使います。どちらもフッ素系という呼び方に含まれますが、材料適合、温度・媒体への耐性や切替条件は同一ではありません。候補の組成と試験条件を型番別に照合します。

材料系基油の区分型番ごとに確認すること
PFPE系グリースパーフルオロポリエーテル系の基油基油・増ちょう剤、粘度・ちょう度、温度・荷重・動きと接触材を対象型番の資料で確認。
フルオロシリコーン系グリースフッ素側鎖を持つシリコーン系の基油PFPEと区別し、接触媒体、シール材、温度・トルクと現行材からの切替を確認。

PRODUCT LINEUP

製品ラインアップ

基油の異なるフッ素系グリースです。接触材と使用環境から選定し、対象型番の資料で適合性を確認します。

PFPE基グリース

PFPE基グリース
型番・製品名材料の種類主な検討用途
FG204相談 PFPE基油・PTFE増ちょう高温の軸受・歯車、バルブ・シール、定着ユニット内の指定摺動面

フルオロシリコーングリース

フルオロシリコーングリース
型番・製品名材料の種類主な検討用途
FG203相談 PTFE増ちょうフルオロシリコーン薬品に接する軸受・シール、定着ユニット内の指定摺動面

型番・品名でお問い合わせください。組成、物性値、使用条件は対象製品の最新版TDS・SDSでご案内します。

用途に合わせた潤滑材料

EUBO APPLICATION RANGE

フッ素系軸受・シール用グリース

厳しい温度・薬品条件の軸受とシール向け。基油、増ちょう剤と実際の使用条件を型番ごとに照合します。

選定の確認項目
基油・増ちょう剤、接触薬品、温度、回転数、離油と寿命

EUBO APPLICATION RANGE

フッ素系精密グリース

揮発と移行を管理する精密機構向けのフッ素系グリース。光学清浄度とトルク要求を確認します。

選定の確認項目
揮発、光学面への移行、始動トルク、清浄度と塗布量

EUBO APPLICATION RANGE

フルオロシリコーングリース

薬品に接する指定軸受・シール向けのフルオロシリコーングリース。媒体と材質適合を確認します。

選定の確認項目
接触媒体、基油、シール材、回転数、温度と蒸発

EUBO APPLICATION RANGE

精密設備用PFPEグリース

高温の軸受、バルブ、シール、精密設備向けのPFPEグリース。温度、荷重、材料との適合を確認します。

選定の確認項目
温度、荷重、シール材と対象型番の資料

EUBO APPLICATION RANGE

真空・清浄度の評価準備

雰囲気と許容する付着を定め、型番ごとの揮発・移行条件を確認します。

評価の確認項目
真空度、実温度、運転時間、接触材と観察箇所。

EUBO APPLICATION RANGE

熱・薬液への適合評価

実温度と接触する薬液を整理し、シールを含め実部材で適合を評価します。

評価の確認項目
薬液名、濃度、接触時間、温度とシール材。

組成、温度範囲、粘度・ちょう度、材料適合と必要な登録は型番別に確認します。

PRINTERS & OFFICE EQUIPMENT

プリンター・複合機の潤滑

定着部の熱、樹脂ギヤの動き、ガイドの摺動。部位に合わせて、グリースと乾性被膜潤滑剤を使い分けます。

PFPE / FLUORINATED GREASE

定着部・耐熱軸受

定着ローラーの軸受や、機種で指定された定着部の摺動面に。接触材、局所温度、荷重に合う型番と塗布量を選定します。

フッ素グリースの選定条件
DRY-FILM LUBRICANT

樹脂ギヤ・ガイド・スライダー

駆動ギヤや給紙機構のガイド・摺動部に薄い潤滑膜を形成。樹脂適合性、作動音、膜の持続性と紙粉・トナーへの影響を確認します。

乾性被膜潤滑剤の選定条件

給紙ローラーの紙をつかむ面とは塗布箇所を分け、紙・トナー・光学面への潤滑剤の移行を実機で確認します。

APPLICATION & SELECTION

部品と工程から、用途を詳しく確認。

実部材で評価する用途例です。使用条件と対象型番の資料を照合して選定します。

高温の軸受・搬送ローラ · 熱にさらされる回転支持部や搬送部で、型番ごとの使用範囲を確認します。
01

高温の軸受・搬送ローラ

熱にさらされる回転支持部や搬送部で、型番ごとの使用範囲を確認します。

評価の視点
実温度、時間、負荷、シール、再給脂間隔。
薬液に接するバルブ・シール · 接触する薬液とシール材を明らかにし、化学的な適合を確認します。
02

薬液に接するバルブ・シール

接触する薬液とシール材を明らかにし、化学的な適合を確認します。

評価の視点
液体名、濃度、温度、接触時間、寸法変化。
真空・低揮発性を求める機構 · 低揮発性を求める摺動・回転部で、雰囲気と清浄度をそろえて比較します。
03

真空・低揮発性を求める機構

低揮発性を求める摺動・回転部で、雰囲気と清浄度をそろえて比較します。

評価の視点
真空度、蒸発、アウトガス、移行、接触材。
その他の評価例(3件)
精密軸受・光学周辺機構 · 微小トルクと周辺への付着を管理する機構。高温用途と評価条件を分けます。
04

精密軸受・光学周辺機構

微小トルクと周辺への付着を管理する機構。高温用途と評価条件を分けます。

評価の視点
トルク、温度サイクル、汚染、樹脂・ゴム適合。
プリンターの定着部 · 定着ローラーの軸受や指定摺動面で、接触材と局所温度に合う型番を検討します。
05

プリンターの定着部

定着ローラーの軸受や指定摺動面で、接触材と局所温度に合う型番を検討します。

評価の視点
局所温度、荷重、接触材、塗布量と紙への移行。
シールの組立・材質適合 · Oリングの組立条件を整理し、型番と実際のゴム・接触媒体を照合します。
06

シールの組立・材質適合

Oリングの組立条件を整理し、型番と実際のゴム・接触媒体を照合します。

評価の視点
ゴム種、組立摩擦、塗布量、寸法変化とシール性能。
接触材と作動条件を評価

PROCESS ENGINEERING

切替・清掃・給脂の条件

  1. 現行材と候補の基油系を特定
  2. 媒体・接触材と運転条件を整理
  3. 切替・清掃・給脂条件を決める
  4. 実部材で動作と耐久を比較

TECHNICAL REVIEW

基油の区分・材質適合・切替

数値仕様は対象型番の最新版TDSをご確認ください。

型番と組成区分
PFPE系、フルオロシリコーン系を分け、基油・増ちょう剤と資料の版を確認します。
接触媒体と材質
媒体名・濃度、温度、接触時間と実際の樹脂・ゴム・金属をそろえて評価します。
温度・荷重・動き
連続・瞬間の温度、速度と荷重、起動・作動トルク、耐久後の状態を比較します。
真空・清浄度の要求
必要な圧力・温度、蒸発・アウトガスや付着の評価条件を資料と照合します。分類だけで適合を判断しません。
切替と残留材
混合を前提にせず、現行材との接触、残留、清掃方法と給脂条件を対象型番ごとに整理します。

よくあるご質問

PFPE系とフルオロシリコーン系は同じですか?

基油の化学構造が異なります。フッ素系という共通分類だけで置き換えず、型番の組成、試験条件と実部材で判断します。

通常のグリースに追加して使えますか?

混合を前提にしません。相互作用、残留材と切替・清掃手順を資料で確認し、必要な実機評価を行います。

フッ素系なら、どのバルブやOリングにも使えますか?

部品名や分類だけでは決まりません。接触媒体、温度・圧力、シール材と作動条件を特定し、対象型番の用途範囲を確認します。

資料を依頼する際は何を伝えますか?

候補型番、現行材、接触媒体と材質、温度・荷重・動き、真空や清浄度などの要求をお知らせください。必要なTDS・SDSと評価条件を整理します。

関連する材料・原料

特殊潤滑剤 シリコーングリース 薄膜潤滑剤 PFASフリー材料

DOCUMENTS & SAMPLES

資料・サンプルのご依頼

製品の選定や社内評価に必要な資料をご相談ください。

TDS

製品の特性・使い方を確認

相談する
SDS

安全な取扱い・保管を確認

相談する
評価サンプル

実際の部品・工程で試す

相談する

用途から検討する

電子部品への精密塗布工程

電子・半導体

接着、封止、放熱、基板保護を塗布工程と信頼性条件から整理します。

グリースを塗布した産業用減速機

産業・ロボット

荷重、速度、温度、給脂間隔から、減速機と摺動部の潤滑を検討します。

レンズと小型光学モジュールの用途イメージ

精密・光学機器

微小トルク、清潔性、低移行性、操作感を両立する材料を評価します。

EUBO · PRIVACY

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